人生の大きな買い物といえば住宅の購入です。こちらは、自分の城という目に見えるものです。一方、目には見えないながら、一生涯で考えるととても大きな買い物が生命保険です。新入社員で入社した時から、「いまだと若いから.保険料も安いので、お得!!💛」とわけもわからないうちに保険のおばちゃんのススメで加入してしまっている保険、いまのままで大丈夫ですか?
結婚し、子供が生まれ、・・・、巣立って行く。
その節目節目に、万一の時の必要な備えは変わってきます。
保険は常に見直しが必要なものなのですから。
<目次>
1.保険って何だろう
「保険とは、将来起こるかもしれない危険に対し、予測される事故発生の確率に見合った一定の保険料を加入者が公平に分担し、万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度で、私たちを取りまくさまざまな事故や災害から生命や財産を守る為のもっとも合理的な防衛策のひとつです。」(一社)日本存外代理店業協会)
あなたの大事なものを守る(=万一の時の残された家族の生活)ため、万一の心配事(=病気・家事・自動車事故・地震など)に備えるため、・・・入るべき保険は、人それぞれ違うのです。
2.あなたの保険は何のため、誰のため?
独身の場合:
極端な話をすると、独身の時には、残された家族の生活はないのですから、生命保険は不要です。ましてや満期時にいくばくかのお金がもらえる養老保険なんて、保険会社を儲けさせるだけの無駄金です。
自動車を保有していれば自動車保険、賃貸や自分の持ち家だったら火災保険など最低限の心配事に備える保険があれば十分です。
結婚して子供が生まれる前:
基本は独身時代と変わりませんが、配偶者が働いているか否か、将来設計を二人でどうしたいのかなどを念頭に必要な保険は多少変わってきます。
子どもが生まれてから巣立つまで:
ここからが一番考えなければならないステージです。
子どもが生まれたらとりあえず「学資保険」。節目節目でお祝い金をもらえるなんて嬉しいですよね。
でも、あなたたち夫婦が描いている子どもが巣立つまでの道筋と学資保険のプランはマッチしていますか? “月々1万円の強制積立なら金額的にも大丈夫だし知らず知らずにお金不が貯まってゆくから安心”と思っていても、夫の転職や会社の倒産、老親の介護等、思わぬ事態でその積立が厳しくなって行くこともあるでしょう。解約して返戻金が積み立てを大幅に下回ることも間々あります。
また、そもそも収入が多くて、私立学校の入学金や学費もわざわざ積み立てをしなくとも賄えるような場合は、学資保険ではなく、別のところにお金を使った方がよいかもしれません。そんな方にとっては、万一働けなくなった時の所得補償保険や生命保険の方が重要かもしれません。
子どもが生まれたばかりの時は、大学を卒業するまでの22年分を考える必要がありますが、中学生になるとあと10年、大学生になるとあと4年です。節目節目で、子どものために残すべき必要額は変わってきます。
若いころは病気に無縁でも、親ががんになったら、将来自分も遺伝でがんになる可能性が高いのではないかという心配が出てきます。それまで無視してきた医療保険やがん保険の必要性が高まります。
その時その時の環境で入るべき保険は、人それぞれ違います。
定年退職後:
「 60歳で定年となったら年金がもらえる」という前提ははるか昔に崩れ、定年は65歳まで伸び、年金をもらい始めることができる年齢も65歳後なり、それがさらに働いて収入があれば年金を減らされるという、とんでもない時代となっています。
65歳で定年退職した場合、平均寿命まで生きるとしても、男性であと15年強、女性で20年強の期間があります。平均寿命なので、そこまで生きていれば実際にはさらに長い年数があります。
「退職金で〇〇万円、それに加えて△△万円の年金と◇◇万円の預金で悠々自適の老後!」を実現できるかどうかは、「△△万円の年金」の積み立てをどう手当てしてきたか、「◇◇万円の預金」をどう確保してきたか、で変わってきます。
※あなた自身の人生設計に従った保険やお金の対策はバッチリと言えますか?
3.定期的な見直しが重要です
私自身、独身の時は保険なんて不要と考え、賃貸マンションの借家人賠償保険しか加入していませんでした。結婚しても夫婦二人だけの時はその状態が変わりませんでした。
そうこうしているうちに、父親ががんになりました。20年前のことです。当時は遺伝でがんになると言われていたし、治療費や入院代も結構な金額になりましたので、慌ててがん保険と医療保険に加入しました。
その後、家族が増え、サラリーマンを辞めて生活保障が不安になったので、生命保険や所得補償保険にも加入しました。
個人的には、掛け捨てがベストだと考えているので、積立部分のある養老保険には一切入っていません。
そもそも保険とは、
福沢諭吉先生に言わせると、保険とは「一人の災難を大勢が分かち、わずかの金を捨てて大難を逃れる制度」なのです。
から掛け捨てがよいのです。
4.まずは無料相談から
家計の悩みの専門家(FP)
自分自身でその時々の環境から必要な保険は足りているかということを見直さなければなりませんが、保険の種類が膨大にあり、情報もネットにあふれているので却って、現実的にはなかなか難しいです。
そこでFPと呼ばれる専門家への相談がおススメとなります。
FPとはファイナンシャル・プランナーの略号であり、公的資格ではありませんが、民間資格として歴史のあるものです。FPの団体には、
があります。相談できることは
です。
(私自身も以前は、初級資格であるAFP認定者でしたが、税務会計に専念したため、一度登録しただけで2年目以降の更新をせずにFP業務は止めています。)
FPが対応してくれる保険相談
日本人の場合、保険の相談にお金を払うということになじみが薄く、(どんなアドバイスがあるかもわからない段階で)最初は抵抗があるかもしれません。
そんな時は、まずは無料相談を体験してみてください。こうした時に頼りになるのが、
などの無料相談です。一つの保険会社専属でないので、あなたにとって一番良い保険を提案してくれます。
ファミリー・女性向けだったら、
もあります。
まずはこうしたところの無料相談を受け、FPへの相談というものを体験してみてください。
5.気に入ったら有料で相談を
有料相談のススメ
無料相談が気に入ったら、次は有料相談に移ってください。すなわち、定期的に見直しをする際にアドバイスをしてもらうのです。
保険相談会社によっては、そこが扱う保険に入ってくれれば相談料無料というところもありますし、相談料は別請求というところもあります。
大抵は、相談料よりも、節約できるお金の方がはるかに大きいはずですので、有料相談はお勧めです。
とはいっても決めるのは自分です
わたしも定期的に保険を見直す際にはFPの方に相談しています。そうすると、「あれば無駄、こちらの方がおススメ」というアドバイスがあります。
確かに客観的に考えるとその提案のとおりです。
しかしながら、多少無駄であっても安心のためにかけておくのが保険なので、無駄を承知で(=FPさんのアドバイスは無視)、継続している保険もあります。
結局、自分自身でよく考えなければならないのです。
※考えるためのヒントを与えてくれるのがFPさんですので、やはり、「FPが無料出張。あなたの保険を診断します。」はおススメなのです。
6.無料をしのぐ相談してお金をもらえる方法?
いままで無料相談の照会をしてきましたが、無料相談を受けて、さらにがお金がもらえる方法があります。
企業の広告宣伝の手段としてポイントサイトというものがありますが、そこに登録して無料相談を受けるのです。
いま(2018年6月3日現在)なら、
に登録し、保険の無料相談(保険相談Naviにて面談実施)すれば、6,500pt(6,500円相当)がもらえます。